本格的に英語の学習をしたことがない初心者のかたは、どのような勉強方法で英会話教材を使用すれば良いのか、迷っている方もいらっしゃると思います。
英会話教室に通うよりも経済的だったり、自分の好きな時間に勉強ができたりなど、メリットもたくさんの英会話教材ですが、実際の具体的な勉強方法について、少し取り上げてみたいと思います。
目次
英会話教材を使った勉強方法について
インターネット上の口コミで人気を得ている英会話教材を使用したとしても、間違った勉強方法を続けていては効果を得られません。
そこで、以下ではどのような点に気を配って英語の勉強を続ければ良いのかポイントをまとめているので、英会話教材を購入する前に、是非一度目を通して確認をしてみてください!
最適な勉強方法を知ることで、本当に自分に合った教材を探す目安にもなると思います。
ご自身で勉強を進める際に、どこに焦点を当てるかを考えながら、以下ご確認いただけたらと思います。
- ボキャブラリーや文法などの英語を話すのに欠かせない基本的なリーディング力を身に付ける
- 音声CDを聞いて日常会話で使われる頻度の高いフレーズを大量にインプットする
- 単語単体ではなく文章でまとめて音で聞いて日本語用にチューニングされた脳を改善していく
- ただ音声を聞き流すだけではなく後から続いて口に出すシャドーイングを行う
- ライティングスキルを上げるために耳だけを頼りに音声を聞いて紙に書き取るディクテーションを行う
- 習得した知識をアウトプットするために実際に会話をしてみる
では、項目別にもう少し掘り下げてみて見ましょう。
1)基本的なリーディング力を身につける
最近は「聞くこと」に焦点を当てた英会話教材が流行っていますが(聞くだけ英会話教材と言われたりします)、実際に聞くだけではなく、テキストと照らし合わせながら、文字を追いかけつつ聞くことで、リーディング力向上の近道となります。
運転中や家事の合間などは別ですが、手元にテキストを置きながら勉強ができる際は、聞くだけ英会話教材と題して、聞いてシャドーイングをすることをメインに作られた教材でも、付属のテキストと照らし合わせながら聞くことによって、英会話教材を最大限に活用できるでしょう。
2)音声CDでフレーズを大量にインプットする
日本で普通に生活していると、なかなか英語を耳にすることが少ないのですが、やはり英語に触れた分だけ英語力アップにつながると考えたほうがいいでしょう。
音声CDは何かをしながら…ラジオがわりに流しておくだけで、英語の環境を作り出すことができるので、とても効果的にインプットできます。
また、普通の英語のラジオと違うところは、一応「教材」なので、日常会話でよく使われる例文や単語がたくさん詰まっています。
これらに耳をならしておくことで、旅行などに行った際に、聞こえてくる英語にも自然となじみのある表現が増えると思います。
少しでも分かってくると、勉強が楽しくなり、更なるモチベーションにもつながりますよね!
ただ、言語習得は一朝一夕ではどうしても身につかないので、日常的に音声CDを効果的に活用して、一歩一歩英語力アップにつなげましょう。
3)単語単体ではなく文章でまとめて音で聞いて日本語用にチューニングされた脳を改善していく
これも、2)の 「音声CDでフレーズを大量にインプットする」に共通していますが、とにかく英語に慣れる!というのが、英語が理解できるようになるための近道であると思います。
単語だけをひたすら発音してくれるCDもありますが、語彙力アップには向いていても、実際にその単語を使って文章を構成する…となると、なかなか難しいのです。
なので、ある程度英語力がアップするまでは、フレーズ単位で覚えていって、単語を入れ替えつつ意思疎通を試みるのが、得策といえます。
たとえば「Could you tell me how to get to the nearest bank, please?」(ここから一番近い銀行までの行き方を教えていただけますか?)というフレーズを覚えたとします。
Bank=銀行ということがわかれば、Post office=郵便局と置き換えることもできますし、単語だけを入れ替えながら応用することができます。
まずは「単語」を覚えることも重要ですが、「フレーズ」単位で覚えることも重要だということがお分かりいただけたと思います。
4)ただ音声を聞き流すだけではなく後から続いて口に出すシャドーイングを行う
シャドーイングを行うことは、実際に口に出すことで、フレーズを効率よく覚えることにつながりますが、もう一つシャドーイングの優れた効果があります。
それは、発音が良くなることです。
小さい子が大人の真似をしながら母国語を学んでいくように、第二外国語も、まずは真似をすることから始めることが上達の近道となるでしょう。
ただ、どうせ真似して覚えるなら上手な人のを真似したいですよね!
そんなときに、英会話教材を上手に活用して、正しい発音に自然と近づくようにシャドーイングをしつつ、勉強を進めるといいでしょう。
5)ライティングスキルを上げるために耳だけを頼りに音声を聞いて紙に書き取るディクテーションを行う
ライティングスキルというのも、他のスキル同様、書いた量に比例して上達します。
そして、これも最初は真似をすることから始めてみると、自然と自分の言葉で書けるようになります。
日常会話でよく出てくる例題が多く含まれている英会話教材をここでも活用して、せっかくなのでリスニング・リーディングに加え、ライティングスキルも効率よくアップさせましょう!
6)習得した知識をアウトプットするために実際に会話をしてみる
後は実践あるのみです!
実際に覚えた例題を使って会話をしてみましょう。
身近に英語が話せる方が居ない場合などは、日常生活の中で反復練習をしてみてもいいでしょう。
私自身も英語の勉強中は、色々な覚えた言葉を、それぞれの場面で実際に独り言として口に出したり、心の中で反復練習をしたりしていました。
インプットもとても大切ですが、アウトプットも同じくらい大切です。
ただ、日常生活で英語を使う必要のない私たちは、意識的にインプットとアウトプットを行っていかないと、すぐに忘れてしまいます。
インプットの部分は、英会話教材に任せるとして、アウトプットにどれだけつなげることができるかは、学習者であるあなたしだいです!
英会話教材では他人と会話することはできないものの、知識のインプットの方法としては非常に適していますので、そこを忘れずに、独り言でもいいので、それぞれの場面で例文を思い出して口にしてみたり、英語ではどういえばいいか…などを意識的に考えるようにしていきましょう。
英会話教材を使った勉強法のポイント6個…まとめ
上記のような勉強方法を実践していれば、「英語を学習しているのに能力が上がらない」という事態を防げるはずです。
当サイトでは、音声CDとテキストで英語力を総合的に伸ばしていくための教材として、ネイティブイングリッシュをご紹介しています。
自宅で上記6つのポイントを意識しながら、ネイティブイングリッシュを使って英語の勉強に取り組むだけで自然と英語の学習が楽しくなる教材なので、どんな教材に使用か迷っている方は、一度ネイティブイングリッシュを使ってみてください。
全額保証の返品期間もあり、お試しで使ってみたいな…という方にも安心です!
テキストいらずの聞くだけ学習 英会話教材【ネイティブイングリッシュ】さて、本屋や通販では数え切れないくらいの英語の参考書が販売されており、学生の時に受験勉強で使ったことのある方は多いはずです。
確かに、正しい文法を使えなければ会話は成立しませんし、リスニングよりも大事だという意見も多いです。
しかし、参考書や学校で習うのはあくまでもテストの点数を意識した文法の学び方であり、言語学的な英語の膨大な規則を隅々まで頭に入れるのは少々無理があるのです。
日本人が日本語の使い方を間違えるように、アメリカ人やイギリス人も英語の全てを把握しているわけではありません。
つまり、英語を本気でしゃべれるようになりたい方には、詰め込み式の参考書を使った、主に文法に焦点を当てた学習方法よりも、「習うよりも慣れろ」という勉強方法のCDが付属された英会話教材やオンライン英会話を利用した方がおススメです。
英語と日本語…、2つの言語を音としてとらえたときに、この2つにはとても大きな違いがあるので、リスニングを重要視した学習を続けて耳を英語の音に慣らすことから始めることが、英語がしゃべれるようになるまでの第一歩だと言えるでしょう。
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