実際に見てきたそれぞれの駐在員の方の、英語の勉強法を紹介します。
英語の勉強など、言語の習得方法には、向き不向きもあるかと思いますので、いいかも…これかも…と思った勉強法から取り入れてみるのがおすすめかと思います。
目次
英語でスケジュール管理
色々と英語で何かしてみよう！と思っても、何から手を付ければいいか、わからない人も多いはず。
そんな時は、スケジュール管理からがおすすめです。
出てくる単語はとてもシンプルだし、何度も何度も使っているうち、自然と普段の会話でもその単語が使えるようになります。
英語が話せるようになりたいのなら、英語を使う頻度を増やさないとだめなので、まずは簡単なスケジュール管理からしてみましょう。
- Meeting（会議）
- Visit（訪問）
- Deadline／Due date（締め切り）
- Review（見直し）
- Submission（提出）
- Deliverables（提出物）
- Approval（裁可／仰裁）
などなど、スケジュール管理に関連する単語をちょっと書き出してみたのですが、このほかにもたくさんあるはず。
手帳に書き込んだり、Outlookで管理したりは関係ないので、とにかくこれらの単語を駆使しつつ、わからない単語は都度調べて、自分の単語にしていくと（ちゃんと使えるようにしていくと）自然と仕事関連の語彙力もアップするはずです。
現地メンバーと日本語わかる人が入るメールはサマリーでいいので英語訳／日本語訳を必ずつける
これ、最初はとても時間と労力がかかるかもしれませんが、実はとても有効な方法だと見ていて思います。
なぜかというと、メールなんてものはほぼほぼ定型文なので、Expression（表現）さえある程度覚えてしまえば、英語でメールを書くことにも慣れてくることでしょう。
また、日本語訳／英語訳を必ずつけることにより、仮に少しニュアンスが違っていたとしても、お互い（英語話者と日本語話者）フォローしあえるというメリットがあります。
現地の方も鬼ではないので、赴任直後の駐在員の方の英語が少しぐらいわかりづらくても、よっぽど嫌な奴でなければ、「努力」を好意的に受け取ってくれるはず。
メールの内容の確認といった名目で、現地の方とのコミュニケーションも増えることでしょう。
また、掲題にある「サマリーでもいいので」というのは、たとえ全文でなくとも、意訳でいいので、こんなメールですよ…という一文を添えるのも一つの手だということ。
全文を毎回英訳／日本語訳にするのは時間もかかって大変かもしれませんが、一文「こんな内容のメールです」といった風に添えるにはそんなに時間もかからないはずです。
慣れてくれば、すぐにできるし、しかも現地メンバーや英語が話せない日本人の方にもとても感謝されるはず。
そこから始まるコミュニケーションもあるかもしれません。
現地の方とゴルフなど
ゴルフをしに行く…ということであれば、あまりがっつり話をしなくても大丈夫（間がもつので…）なのと、あとは出てくる単語がかなり限定的…ということで、現地の人と食事をしたりするよりもハードルが低いと感じる方も多いようです。
場所柄、ゴルフなどはできない場合もあるかと思いますが、ゴルフ以外でも、何かアクティビティをする…といった、目的のある外出のほうが、会話が尽きなくておすすめです。
または、食事の際に家族も一緒にだと、メンバーが多い分、話題も豊富になるだけでなく（自分の話や相手の話だけでなく、配偶者や子供のことなどの話題が増える）、アメリカ人の方は特にそうですが、家族とともに過ごす時間を共有すると、ぐっと距離が縮まるかと思います。
地域の（会社と関係ない）趣味の集まりに出てみる
会社関係の人は、きっと日系企業にお勤めだったり日本人の方との交流が多い方だったりすると、日本人の話す英語に慣れていたりしますが、社外の方はそうもいきません。
そんな方たちとも、英語で雑談ができるようになって、やっと生活していくうえで、言語で困る…ということが少なくなっていくことでしょう。
一番いいのは、地域の趣味の集まりに参加してみて、社外の人間関係を増やしていくこと。
そうすることで、英語力は格段にアップします。
とはいえ、言うのは簡単ですが、実際に社外へ人間関係を広げていくのは本当に大変なこと。
ましてや、異国の地であまりその地の言語も得意じゃないのに…。
なので、そこまで頑張って無理しすぎないように注意しましょう。
上にあげたような社内で簡単にできる英語力アップの方法もあるので、志半ばで疲弊しすぎないように、ちょっとずつ英語に取り組んでいくのがいいかと思います。（頑張りすぎて疲れてしまい、メンタルやられてしまった人を何人か知っているので…。）
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