アメリカの大統領がまた、移民政策について何やら発言したようです。
元の記事はこちら▼▼
Trump’s Birthright-Citizenship Ban Could Also Pose Risks for the Economy
目次
記事の内容
今まで、アメリカで生まれたら無条件でアメリカ国籍が与えられていました。
が、今回のこのトランプ大統領の発言は、外国人から生まれた子はアメリカ国籍が自動的に取得できないようにするぞ…というもの。
このブルームバーグの記事によると、この新ルールが実現すると、アメリカの経済成長に大きな打撃を与えることになるだろう…とのこと。
2014年のデータですが、アメリカ国内で生まれた新生児で、両親がUndocumented(不法滞在者/不法移民)というケースは、実に275,000件…新生児全体の約7%にものぼるそうです。
この記事では、もしも今回のトランプ大統領の宣言が通ってしまった場合、どのような事態になるのかなどがもう少し詳しく書いてあります。
今日の英単語
- Birthright Citizenship
- Constitution
- Pledge
Birthrightとは、生まれたときから持っている権限のこと。
Birthright Citizenshipは、文字通り「生まれたときに(自動的に)与えられる国籍」
アメリカは日本とは違って、アメリカ国内で生まれた新生児には無条件でアメリカ国籍が与えられてきました。
なので、たとえ両親が不法移民だろうと、不法滞在者だろうと関係なく、新生児はアメリカ人でした。
が、トランプ大統領の今回の発言で、その”自動的にもらえる国籍”も無くそうとしている動きがあることがわかります。
Constitutionというのは憲法のこと。
Birthright Citizenshipについて、憲法で言及されているようですが、これを変えるということで、かなりの大事です。
Pledgeは誓約という意味ですが、アメリカ大統領という立場上、トランプ大統領の発言はとても注目されます。
そして今回は、ただ発言しただけでなく、すでに*Executive order(大統領令)に署名する計画がある…とのことなので、「誓約」と強い言葉が使われています。
本当にこれが現実となると、外国人がアメリカで生活していくがますます難しくなりそうですね。
記事にも書いてありますが、やはり(一時的な労働ビザなどでの滞在時よりも、)アメリカでの滞在ステータスがしっかりしていた方が、労働者の生産性も上がる、との記述がありますし。(ジョージワシントン大学の教授談)
トランプ大統領の動きは、移民である私の生活にも直結しているので、ますます目が離せません。
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