読み書きや聞き取り、そして文法に語彙力…英語学習には色々な要素があると思いますが、やっぱり一番大切なのは聞き取り…リスニング力だと思います。
なぜでしょうか?
私たちが日本語を覚えていく過程について考えてみましょう。
私たちにとって日本語は、赤ちゃんから子供…そして大人になるまで、成長過程で自然と覚えたように感じますが、なぜ自由に日本語を操れるようになったのか…そこにはちゃんと学習の過程もあるのです。
目次
リスニングは英語力アップのための必須関門!
英語の勉強も、私たちがしてきた日本語の勉強に置き換えてみましょう。
だれも、聞き取りができないのにしゃべれるようになった人は居ないということです。
赤ちゃんはきちんとした日本語で意思疎通ができないですが、お母さんのしゃべる言葉を耳にするところから、言語との触れあいが始まります。
- たくさん日本語を耳にする
- 繰り返し聞くうちに、単語の意味を理解するようになる
- 理解した単語を口に出してみる
- 耳にする文章(単語の集合体)の意味を理解するようになる
- 単語を組み合わせて発するようになる
…と、赤ちゃんの言語学習プロセスはまだまだこの先も続きますが、ここまでの説明で「リスニング力」が、なぜ言語習得を目指すうえで一番大切といっても過言ではない必須関門なのかを、お分かりいただけると思います。
私たちは日本語環境に生まれたその日から、まずは耳にたくさん日本語を入れることにより、私たちの言語学習は始まります。
このように、英語も日本語の学習方法に倣って勉強していくのが、一番自然な学習方法なのです。
もちろん、テストの点数がとりたい!などという想いで、「テストの点につながる」英語の勉強がしたい場合は、この方法だととても効率が悪いかもしれません。
が、本当の意味での「言語を習得」したければ、まずはリスニングから…耳を慣らすことからはじめるのが、近道といえるでしょう。
リスニングに焦点を当てた英会話教材で学習しよう
このように、少しでも英語力の向上を目指したいと考えているのならば、リスニングに焦点を当てた英会話教材を使って学習してみましょう。
英会話教材の中でも文法を学ぶ参考書よりも、現在では音声CDを聞き取って、まずはリスニング力のアップを目指すテキストの方が人気を得ています。
日本語にしても英語にしても、誰かと会話してコミュニケーションをとるには相手が話している内容をリスニングしなければなりません。
「聞く力」とは、会話を成立させるための第一歩と言っても過言ではなく、そのスキルの向上は英語力全体のアップに大きく関わっているのです。
だからこそCDが付属された英会話教材が流行っており、音声を聞きながら発声練習も同時に行えばスピーキング力の向上にも繋がります。
「英語をリスニングするだけで後は何も要らない」と言い切ることはできないものの、自宅で簡単に行える学習法ということで英会話教材の人気は以前にも増して高まっているのです。
特に、当サイトでご紹介しているネイティブイングリッシュは言語プロセスの観点から教材を開発しており、効率良く学べる仕組みが出来上がっています。
さらに、ネイティブが実際に使用する生のフレーズだけを厳選しているのが特徴で、バイリンガルによるメールサポートも受けられるので、本気で英語がしゃべれるようになりたい方は、是非ネイティブイングリッシュを試してみてください。
テキストいらずの聞くだけ学習 英会話教材【ネイティブイングリッシュ】
英語のリスニング力を向上させるコツを把握しよう
英会話教材を単純に使用するだけではなく、リスニング力を向上させるコツを把握しておくのは非常に大事です。
日本語回路で無理に英語の音を理解しようと試みていると失敗しやすく、いつまで経っても聞き取り能力が上がることはありません。
そこで、どのような点に注意すれば良いのかなど、以下ごく一部ではありますが紹介しているので、音声CD付きの英会話教材を使用する前に確かめておきましょう。
- 聞き取るボキャブラリーの意味や文法についても同時に覚える
- とある単語を聞き取って意味を頭の中でイメージできるように訓練する
- ナチュラルスピードが早いのならばスローリスニングできる教材を使う
- 音を判読するために理解できない箇所がどこなのか繰り返し聞く
- 「can I(キャナイ)」や「What if(ワティフ)」などの音の連結(リンキング)を理解する
- 「abou(t)(アバウ)」や「crea(te)(クリエイ)」などの子音の消失を理解する
このようなポイントを頭に入れつつ、リスニングの勉強をすると、さらに効率よくリスニング力を高めることができるでしょう。
また、リスニング力の向上によって自然と発音矯正にも繋がるので、ネイティブイングリッシュなどの、「聞く力」を伸ばすことに焦点を当てた教材などを有効活用して、まずは英語を正しく聞き取れるような勉強方法を試してみてください。
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