英語と一口に言っても、アメリカ英語やイギリス英語、カナダやオーストラリア/ニュージーランド英語など、日本語で言うところの「方言」が英語圏でもあります。
国ごとに差があるのはもちろんのこと、同じ国のなかでも、地域ごとにも差があります。
大まかにいうと、アメリカ英語とイギリス英語の違いは、関西弁か標準語か…そして、アメリカ英語を関西弁に例えるとすると、ニューヨークの人がしゃべるのは京都弁で、テキサスの人がしゃべるのは大阪弁で…など、国内でも細かく分けると、無数の方言があるのです。
英語の耳に慣れていない日本人に聞き取るのは至難の技かもしれませんが、アメリカ人の方にしてみれば、私たちが関西弁や博多弁や標準語を簡単に聞き分けられるのと同じく、しゃべっている言語を聞けば大体どの地域で育ったのかなどがわかります。
目次
英会話教材を使ってイギリス英語を学べるの?
英語を勉強する日本人にしてみれば、違いはあまりわからないにしろ、やはりイギリス英語には憧れを抱く方がまだまだ多いのではないでしょうか。
私も、英語の勉強を始めた時はそうでした。
どうせならば、アメリカ英語よりもイギリス英語が喋れるようになりたいなぁと漠然に…でも強く思っていました。
さて、それでは各方言にはどのような違いがあるのでしょうか。
それぞれの国で使われる英語には、イントネーションだけではなく、文法や言い回しなどにも大きな違いがある場合もあるのです。
一例ですが、挙げてみると…
- アメリカ英語:方言による違いが少なく世界の公用語として定まりつつある
- イギリス英語:母音の「r」を発音しなかったり、母音の間の「t」をはっきり発音したりという特徴がある
- オーストラリア英語:「ie」で名詞を終わらせるなどカジュアルな表現が比較的多い
- 黒人英語:be動詞が省略されたり過去形を使う機会が少なかったりという特徴がある
同じ英語という点では変わりなくても、日本人が住む場所によって方言があるように英語にも違いがあるのです。
そこで、「イギリス英語を学ぶのに最適な英会話教材はあるの?」という疑問を抱えている方は多いかもしれません。
ヨーロッパへと旅行する機会が多い方は、アメリカ英語よりもどちらかと言うとイギリス英語を主体的に学習したいと考えるはずです。
以下では、イギリス英語に焦点を当てた英会話教材やWebサイトをご紹介しているので、気に入ったものを使ってみてください。
- ENGLISH JOURNAL:英語学習者にとっては有名なアルクから提供されている情報誌で、ニュースやインタビューのCDが付属されている
- British英語.com:イギリス英語を勉強するために作られた専門的なサイトで、個人の問い合わせにも丁寧に応対してくれる
- 究極のイギリス英語リスニング:CDが付属されたイギリス英語専用の教材で、便利な語彙や表現を習得できる
- イギリス英語Total Book:英語の種類やなぜ発展したのかといった理由についても記されており、豆知識を付けるのに適している
- hulu:オンラインの動画配信サービスで、イギリスの人気ドラマを日本語字幕ありで見たり英語字幕だけで見たりと選択できる
上記のような教材やサイトを活用すれば、少しずつイギリス英語に関する知識を身に付けられるはずです。
初心者はどうする!イギリス英語?アメリカ英語?
アメリカ英語でもイギリス英語でも正解不正解はありませんし、全く異なる別の物と捉えるのはちょっと違います。
英語の勉強を始めたばかりという初心者の方や、これからちょっと英語の勉強を始めようかな!という段階の方でしたら、無理に区別する必要はなく、むしろ、オーソドックスな文法を習得したりリスニングスキルを上げたりという勉強方法がおすすめです。
当サイトでは、そのような方に向けて、誰でも聞き取れるようなスローリスニングから始める英会話教材(低速の英語音声が付いている!)のネイティブイングリッシュをご紹介しています。
なんといっても、自分のレベルに合わせてリスニングスピードが選べるところが、この教材の人気の主な理由になっているようです。
イギリス英語に着目した教材というわけではありませんが、日本人に効果的な学習方法が提供されているのでネイティブイングリッシュの公式サイトで詳細をチェックしてみてください。
まずは、耳を英語に慣らしてから!
自分自身でちゃんと英語の違い(アメリカ英語とイギリス英語の違い)を認識することができなければ、好きなほうを選択することすらできない…というのは大きいです。
イギリス英語が話せるようになりたい!といきなり決めてしまうよりは、まずはしっかりと基礎をおさえてから、自分の好きな方言に自分の英語を寄せていく…というやり方が一番近道のように感じます。
楽しく身に付く英会話教材【ネイティブイングリッシュ】
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